東京オリンピック【ボランティア】の仕事内容をご紹介!

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みなさんこんにちは。
東京オリンピックまであと少しとなりましたね。

チケットが当たった方も多くいる中、残念ながら全ての選考に外れてしまった方もいますよね。
また、ボランティアで参加する!なんて方もいるのではないでしょうか。

東京オリンピックのボランティアの応募は2019年12月にすでに締め切られていますが、ボランティアの方々はどのようなことをするのか気になりますよね。

そこで今回はオリンピックでのボランティアについて詳しく解説していきます!

東京オリンピックのボランティアとはどのようなことをするの?


大会ボランティアは、競技が行われる会場や選手の生活ベースとなる選手村、その他大会関連施設等で、観客サービスや競技運営のサポート、メディアのサポート等、大会運営に直接携わる活動をします。

・案内/競技/移動サポート/アテンド/運営サポート/ヘルスケア/テクノロジー関連/メディア関連/式典準備/その他サポート

このように、これらの分野で割り振られたところでボランティア活動をします。

具体的にどのようなボランティア活動をするのか

どのボランティアをしたいのか、応募時に指定することができます。
ただし、人気の分野は応募が多数になる場合もあり、他の分野でのボランティアをお願いする場合もありますので、必ず希望が通るわけではないようです。

【案内】
会場内等で観客や大会関係者の案内、チケットチェックや荷物などのセキュリティチェックのサポートをします。また、競技会場以外にも空港やホテルで、大会関係者が円滑に日本に入国・宿泊できるようにサポートする役割を担います。大会をスムーズに進めるための「縁の下の力持ち」として活躍できると言えそうです。

【競技】
競技会場や練習会場内で競技運営等のサポートを担当します。競技に必要な備品の管理を手伝ったり、競技会場内で競技の運営に関わるなど、場所や競技によって活動は多岐にわたります。
選手がスムーズに競技を行い、集中できるために欠かせないボランティアと言えます。

【移動サポート】
大会関係者が会場間を移動する際に車を運転し、快適な移動となるようサポートをします。自動車の運転を行うために普通自動車運転免許が必要です。
実際にオリンピック運営の方々を車に乗せていくので、命を預かっているという責任を伴います。

【アテンド】
海外要人などが快適に日本で生活できるよう、空港や会場をはじめ、いろいろな場所で接遇を担当します。また、選手が困ることなく開催中生活を送ることができるように、外国語でのコミュニケーションサポートをします。そのため、外国語が堪能な方は活躍できます。

ゲストだけでなく、競技を終えた選手がメディアからインタビューを受ける際に、外国語でのコミュニケーションサポートもします。

【運営サポート】
競技会場、選手村、車両運行などの運営サポートを担当します。例えば、ボランティアの方たちへのユニフォームを配ったり、大会関係者が持つIDの発行、スタッフが活動をする際の「チェックイン」受付などをします。
その他、選手村やメディアセンターで、物品を貸し出すなど、選手との関わりも可能性として考えらえるところとあって、人気のボランティアです。

【ヘルスケア】
選手にけが人が出た場合、医務室への搬送サポートを担当します。「ファーストレスポンダー」は応急手当セットを持って2人1組で会場内を巡回しますが、夏の暑いときにオリンピックが行われるので、自身の体調管理も重要になってきます。
また、ドーピング検査のサポートも担当し、対象選手への告知、検査室への誘導や受付をします。

【テクノロジー】
大会関係者などに向けて、通信機器の貸出しや回収などのサポートを担当します。また、競技会場内の競技が行われている場所で、競技結果の入力や表示もしますので、観客が注目する結果を間違いなく入力や表示する責任感も必要です。

【メディア】
国内外のメディアが円滑に取材できるよう、さまざまなサポートを担当します。例えば、記者やフォトグラファーの取材の管理サポートや、記者会見をスムーズにするための準備・運営をサポート。
さらに、東京オリンピックを記録するための記録用写真、動画の編集サポートや選手村の新聞制作のサポートもします。

【式典】
各競技の表彰式において、選手や大会関係者の案内を担当します。また、メダル・記念品の運搬等を含めた表彰式運営のサポートもするので、これから選手へ渡るメダルなども管理も任されるかもしれません。

【その他サポート】
とりあえずボランティアをやってみたい、オリンピックのお手伝いがしてみたいという人向けの分野です。

東京オリンピックをボランティアで参加する方が気を付けるべきこと

オリンピックでボランティアをするうえで気を付けたいことをお伝えします。
ボランティアは気軽に参加できるメリットはありますが、心得を知っておかないとボランティアとして活躍できないことも…。

ボランティアは自助・自立の原則である

ボランティアはオリンピックの裏方の人しか入ることのできないところに入ったりするので、普段できないことが体験できるメリットがあります。
ですが、オリンピックが開催される7月から9月にかけては、最高気温が40℃近くになることも少なくありません。

ボランティアは自分で体調を管理し、万が一体調が悪くなった場合は自分で対処する原則があります。
もちろんどうしても自分でどうにもならない時は、周りの人の助けを借りることもできますが、それではボランティアがボランティアを助けるような状態になり、本来の活動の意味がなくなってしまいますね…。
体調をしっかり管理して、オリンピックの運営を助ける力になれるようにしましょう。

節度を持った行動を心がけよう

オリンピックボランティアの最大の魅力と言えば、実際の選手を間近で見ることができることではないでしょうか?
選手を目の前にすると興奮してしまう気持ちもわかりますが、あくまでボランティアであることの自覚を忘れてはいけません。

ボランティア活動があるのに選手のところにサインをもらいに行ってしまう、写真を無理にお願いするなどは絶対にNG!
あくまでボランティアをする目的があることを忘れないようにしましょう。

まとめ


いかがでしたか?
東京オリンピックのボランティアはこのように、式典や試合などオリンピックに関する様々なサポートをしていくようです。
観戦時にはこのような方たちのサポートも注目してみるといいかもしれませんね。