2020年東京オリンピック【マラソン】はなぜ札幌開催になったのか?競技コースなどもご紹介!

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みなさんこんにちは!
東京オリンピックまで残りわずかとなり、テレビでも毎日オリンピックモードですね!
そんな中、少し前にマラソンの開催地が急に札幌になり、話題となりましたよね。

今回は、札幌でのコースはどこにあるのか、観戦するにはどうしたらよいかなど、東京オリンピックのマラソンについて迫っていきます!

開催地が札幌に変更になった理由とは?


東京オリンピックというのに、マラソンだけ札幌という明らかに東京からかけ離れたところになったの?と疑問に思う方もいるでしょう。
開催地変更になった大きな理由としては、東京では夏の気温が熱中症の恐れがあり、東京よりも涼しい札幌で開催しようということになったからです。
確かに北海道と聞くと夏でも過ごしやすい印象がありますが、最近の温暖化の影響で札幌も夏は35度を超えたり、万が一の場合は35度を超えることもあります。
ですので、本当に札幌開催にしていいのかという点に関しては、ちょっと疑問ですね…^^;

東京オリンピック【マラソン】のスタート・ゴール地点はどこ?


札幌のマラソンコースは、幌大通公園をスタート・ゴール地点札としておおよそハーフマラソンと同じ長さの大きいループ1周と、約10kmの小さいループ2周で構成されています。
ループ化することにより、各国オリンピック委員会や関係者への負担軽減、簡素化や効率化を図ったとのことですが、景色が変わらないので、走る選手はペースをはかりにくいとも言われています。
見ている私たちもずっと同じ場所を選手が走っているのを観ることになるので、ちょっと物足りない気もしますね。
1周目の大きいループは将来、オリンピックのレガシーとして、札幌市が毎年ハーフマラソンを開催できることを想定したコースになっています。
さっぽろテレビ塔をバックにスタートしたら、札幌大通公園の一部外周を2周し、すすきの~中島公園~豊平川~創成川通~北海道大学~北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)と北海道・札幌の発展の歴史を辿り、北海道の魅力を世界に伝えるコースという意味合いがあるそうです。

コースの発表はありましたが、最終決定まで目が離せませんね。

東京オリンピック【マラソン】の日程をチェックしよう!

マラソンの日程ですが、ここも変更点があるので注意が必要です。

[女子] 8/8 7:00スタート
[男子] 8/9 7:00スタート

朝早いスタートになりますが、スタート地点である札幌大通公園付近には多くの観戦者が集まることでしょう。

[btn]マラソンのスケジュールの詳細はこちら[/btn]

観戦に行くなら一緒に回りたい!札幌おすすめスポットをご紹介!


札幌開催になったマラソン競技をより楽しめるスポットをご紹介していきます♪

札幌を一望!「さっぽろテレビ塔」

札幌テレビ塔は、大人720円で札幌を一望することができ、季節によって登り頃が異なるため楽しみ方は無限大です!
東京オリンピックのマラソンが開催される夏は、昼間の爽やかな空気の心地よさが魅力の12:00頃がおすすめです。
さっぽろテレビ塔展望台の眼下に広がる大通公園のビアガーデンや噴水が、より一層涼しさを感じさせてくれることでしょう。

自然に癒やされる「札幌大通公園」

ライラックやハルニレなど92種、約4700本の木々に囲まれたオフィス街のオアシス。
芝生や噴水の周りでは、ゆったりと過ごすことができ、時間の流れを忘れてしまうほど。
東京オリンピックが行われる8月には、例年ビアガーデンが開催されているので、ビール片手にマラソン観戦をしてみるなんてのもいいですね♪

札幌の歓楽街「すすきの」

札幌の歓楽街「すすきの」は、マラソンのスタート地点からもほど近く、観光にはもってこいのスポット!
ちなみに、「すすきの」と検索しても地図上には出てこないので要注意。
どのあたりをすすきのと言っているのかというと、南3条と4条の間、都通りから南7条の鴨々川(かもかもがわ)まで、東西は西2丁目から西6丁目の範囲とされています。

北海道観光は移動時間に注意

北海道というと、いろいろな観光地があるので、できるだけ回ってみたいと思うかもしれませんね。
ですが、北海道は移動時間がかかるので要注意。移動時間を考えず計画を立てて大変な思いをした人も多いんですよ。
車移動でも、

・札幌から小樽まで約70分
・札幌から函館まで約120分
・札幌から帯広まで約170分
・札幌から千歳まで約70分

このように意外と時間がかかることがわかります。
マラソンを楽しんだ後に北海道観光を考えている方は、時間管理も意識してくださいね!

東京オリンピックで注目のマラソン選手をご紹介

それでは、東京オリンピックで注目されるマラソン選手をご紹介します!

中村匠吾


学生の頃から実力が注目されている選手で、徐々に力をつけて、2018年びわ湖でマラソン初挑戦。
2時間10分51秒をマークして日本人1位(全体7位)でMGC出場資格を得ると、2レース目となった同年秋のベルリンでは2時間08分16秒(全体4位)と自己記録を大幅に更新した経歴を持っています。
まだあまり知られていないかもしれませんが、世界的にもメキメキと注目を集めている選手です。

前田穂南


前田穂南は2016年から急成長を遂げている選手で、顕著な成績というと2018年は大阪で自己記録を大幅に更新する2時間23分48秒で2位になりました。
3月には初の日本代表に選出されて世界ハーフに出場して経験値を得てから一気にスターダムに登り、秋にはベルリンで2時間25分23秒・7位の成績を残すなど躍進を続けています。
東京オリンピックでも上位でのゴールが期待されていて、スピーディーな動きが観ている観客をわくわくさせてくれます。

鈴木亜由子


2019年の日本選手権で2位で、なんと日本人1位という輝かしい成績を残している選手の1人。
その他のマラソンでも日本人1位をとっているなど、東京オリンピックでも活躍が期待される選手です。
得意種目は5000メートルで、中距離ランナーとして注目を集めています。

札幌開催のマラソンも目が離せない!


開催地が揺れに揺れたマラソンですが、札幌でも楽しめるスポットがたくさんあります。
注目選手も分かると、より東京オリンピックのマラソンが楽しみになりますね!

チケットの再販売はありませんので観戦に制限はありますが、今後改善策が公表されて、多くの人がマラソンを楽しめる環境になることを願うばかりです。
ぜひみんなで応援して盛り上げていきましょう!!