2020年東京オリンピックを存分に味わえ!バドミントンのルールと注目選手をご紹介!

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ついに開幕が目と鼻の先まで迫った、2020年東京オリンピック!
今回は、そんな世界最大規模の祭典であるオリンピック競技の「バドミントン」について解説いたします。
バドミントンならではの魅力は、何と言っても、シャトルを用いた高速ラリー&狭いコートで得点を取るために練りこんだ頭脳戦!
バドミントンにしかない特別な魅力で、手に汗握る対決があなたの興奮を爆発させるでしょう。

バドミントンの魅力は?

シャトルによる変幻自在のパフォーマンス!

シャトルで繰り広げられるバドミントンの攻防はまさに超人技。
選手がシャトルを打った時の初速は最高時速500キロなのです。
目にも止まらぬ速さで私たちの前を行き来するのです。
しかし、この時速500キロのシャトルは相手コートに着くころには時速50キロ程度に減速しています。
この球ではなくて、シャトルによってもたらされる速度変化がバドミントンでしか体感することのできない面白さの秘密です。
また、シャトルによる攻防は速度変化だけではありません。
シャトルによる球では再現できない、バドミントン特有の技の豊富さです。
それこそ大きく分けて、スマッシュ、ドロップ、ヘアピン、ハイクリアなど、この角度で変化するのか、と仰天せずにはいられない神業プレイが炸裂するでしょう。

シャトルが創造する会場の雰囲気!

バドミントンの会場を創造するといっても過言ではない、シャトルから鳴る音。
まるでシャトルが息をして飛び回っているかのように感じます。
選手がシャトルを打つ度にこの音が会場全体に響き渡り、バドミントン会場の雰囲気を創り出すのです。
たった5gのシャトルが会場を創り出すバドミントンの世界。
選手の魅せる華麗な技だけでなく、バドミントンでしか体感できない、シャトルが奏でる音色にも注目してみてはいかがでしょう。

知るとバドミントンが10倍面白くなる、ならではルール!

ラケット競技では、サーブを打つ方が有利と言われていますが、バドミントンは他のラケット競技と違って、サーブする側が不利になります。
バドミントンには、下からしかサーブができないというルールがあるからです。
そのため、シャトルの軌道がどうしても相手に取りやすくなってしまい、相手が次の技を出しやすくなります。
サーブを打つ選手がこの不利な状況をどう打開するのかも、見どころのひとつですね。

また、バドミントンならではのシャトルにもルールがあります。
シャトルには、7種もの種類があり、その日の気温や地域によって使用するシャトルが異なります。
シャトルは、気温や気圧など気候によって変化を受けやすく、選手が打ったシャトルの軌道や速さなどに影響しやすいからです。
なので、前大会とは違ったシャトルであったり、国によってもシャトルが違うのです。

各選手が、どんなシャトルを使っているかに注目してみるのも楽しいですね。

バドミントンのルールを知ろう!

バドミントンの勝敗

バドミントンのゲームは全部で3マッチ行います。
1マッチ21得点先取で、3マッチ中、2マッチを制した選手の勝利となります。
もし、「20ー20」の同点になって場合、2点差がつくか、先に30点とった選手が勝ちとなります。
また、バドミントンのインターバルは2分間で、どちらかが11点を先取した時点で、1分間以内の休憩時間が設けられます。

バドミントンの審判員

バドミントンの審判員は、主審と10人もの線審がいます。
というのも、バドミントンではライン際が重要な勝負となってくるからです。
なので、10人でセーフかアウトかを見極める専門の審判が、線をみています。

バドミントンならではのサービスルール

バドミントンのサービスは、先述の通り、下からのサーブとなります。また、サービスは1回で打ち直しはありません。
サービスする選手は、ラリーの勝敗で決定します。
サービス側がラリーに勝った場合、打つ場所の左右を入れ替えてもう一度サーブします。
レシーバーがラリーに勝った場合は、レシーバーが次のサービスを行います。
この時、自分の得点が偶数なら右から、奇数なら左からサービスを行います。
また、シャトルを打つのは、打った位置と対角にある決められた領域に放ちます。

バドミントンの注目選手をチェックしよう!

桃田賢斗選手

1994年生まれ、香川県出身の日本代表選手。
NTT東日本のチームに所属しています。
桃田選手は、ジュニア時代から数々の賞やメダルを受賞してきました。
それも日本だけでなく、世界選手権で受賞しているまさに天才児。
2018年の世界選手権でも金メダルを獲得しており、今最も注目されているバドミントン選手です。
さらには、なんと世界ランク1位になったこともあり、世界に名を轟かせるバドミントン界最強の男であります。
そんな桃田選手から繰り広げられる華麗なバドミントンにあなたも心奪われること間違いなしです。

奥原希望選手

1995年生まれ、長野県出身の日本代表選手。
太陽ホールディングスに所属しています。
奥原選手は、女子日本代表で初めてBWFスーパーシリーズファイナルズという大会で優勝しています。
さらには、リオオリンピックで日本人女性初の、オリンピックメダルを獲得している実力の持ち主。
女子バドミントン世界ランクでは2位になったこともある、世界中が注目するルーキー。
奥原選手の華麗なラケット捌きに注目です。

東野有紗選手

1996年生まれ、北海道出身の日本代表選手。
東野選手は、渡辺勇大選手とペアを組み、ダブルスで注目を浴びている選手です。
この若さで、早くも世界選手権やアジア大会、全英オープンで金メダルをとる実力の持ち主。
その活躍は、ジュニア時代から凄まじいものであり、2014年のジュニア選手権では、銅メダルも獲得しています。
世界ランクでは、混合ダブルスで最高3位をとったことがあります。
東京オリンピックでは、東野選手と渡邊選手の息の合ったプレイで私たちを熱狂させてくれる事でしょう。

東京オリンピック【バトミントン】の気になる日程や場所をチェックしよう!

東京オリンピック・バトミントンの会場

東京オリンピック・バトミントンのスケジュール

予選
2020年7月25日(土)〜7月29日(水)
(7月29日混合ダブルス開始)

本戦
2020年7月30日(木)〜8月3日(月)

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
バドミントンならではのルールや、シャトルについてのトレビアを知ることで、さらに楽しく観戦できるのではないでしょうか?
東京オリンピックでは、桃田選手、奥原選手、東野選手を筆頭にバドミントンを盛り上げ、熱狂と感動を与えてくれる事に期待したいですね。