2020年東京オリンピック新競技【射撃】の魅力やルール、注目選手をご紹介!

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皆さん、こんにちは♪

いよいよ、2020年に日本で東京オリンピック(東京五輪)が開催されますね!
今回は、射撃のルール・種目・姿勢(構え方)や注目の日本人選手達についてご紹介していきます。

2020年東京オリンピック【射撃】のルールを知ろう!

射撃の種目は何種類?

現在、日本ではクレー射撃・ピストル射撃・ライフル射撃・ランニングターゲット射撃・バイアスロン競技・近代五種競技などの6つの種目があります。

そして、種目別に射撃ルールも違いますし使用している銃の種類・性能もそれぞれの種目で全くバラバラですので、全ての種目が得意な競技選手はあまりいないのではないでしょうか。

種目別の射撃ルール

射撃競技には6つの種目がありますが、それぞれに射撃ルールが異なってきますので簡単にご紹介していきます♪

①クレー射撃
クレー射撃は、散弾銃を使用して空中に飛ばした直径約11cmの皿状を的として狙い撃ちする競技になっています。
種目がダブルトラップ・スキート・トラップという3種目あり、ルールは15m先の空中に飛ばされた標的を撃ち命中させて壊せたら得点が入ります。

②ピストル射撃
ピストル射撃は男子が10mエアピストル・25mピストル・50mピストルの種目があり、女子は10mエアピストル・25mピストルの種目があります。
射撃ルールは、前方に固定された電子物に向かって60発の弾丸を発泡し1発10ポイントで全て命中させれば合計600点満点になります。

③ライフル射撃
ライフル射撃は、固定された標的に点数がつけられており10点の的を狙撃し続けて得点を重ねるというシンプルなルールになっています。
ライフルは重さがありますので上手く姿勢を整えたり平常心の気持ちを保ち続けて標的を射抜く必要があります。
単純なルールですが高得点を獲得し続けるのは難しいです。

④ランニングターゲット射撃
ランニングターゲットは猪が描かれた紙の的を左右に動かしながら、ライフル・スラッグなどの銃器で狙い撃ちする競技です。
スロー(5秒で的が消去)・ファスト(2.5秒で的が消去)の2種類の射撃ルールで素早く標的を射抜かないといけないので素早い判断力と反射神経の良さが必要とされます。

⑤バイアスロン競技
バイアスロン競技は【ライフル射撃・クロスカントリースキー】をかけあわせた競技で、さらに下記のような種目に分かれています。

・インディヴィデュアル⇒合計20km(女子は15km)を滑走しながら、4度の射撃を行う。
・パシュート⇒合計12.5km(女子は10km)を滑走しながら、4どの射撃を行う。
・スプリント⇒合計10km(女子は7.5km)を滑走しながら、2回の射撃を行う。
・リレー⇒4人一組のチームで立射・伏射を1度ずつ行い、それぞれの射撃で5つの的に5発の弾丸を狙い撃ちをする。
・マススタート⇒全員の選手が一緒にスタートして合計15km(女子は12.5km)を滑走しながら、4度の射撃を行う。
・ミックスリレー⇒リレー形式と同様で、男子2名・女子2名のそれぞれのチームで競技を競い合う。

※スーパースプリントクオリフィケーションファイナルはオリンピック種目では行われていません。

⑥近代五種競技

近代五種はフェンシング⇒水泳⇒馬術⇒レーザーラン(射撃)⇒ランニングという決まった順番通りに種目を行います。
静と動の動きが必要とされ、集中力・体力なども兼ね備えていなければなく、非常に強いメンタルが必要な競技です。

射撃の構え方

射撃には3つの構え方(姿勢)があり、射撃の精度を左右するのでしっかりと習得しなければ命中率に影響していきます。

膝射(しっしゃ)
片方の膝を折り曲げて、銃器を支えるヒジを膝の上にのせながら後ろ足を折り曲げて足首の上に座ることで射撃の姿勢を安定させます。

立射(りっしゃ)
両足を肩幅位に開いて立ち、両腕で銃器をしっかりと支えながら射撃をする姿勢です。

伏射(ふくしゃ)
地面と平行にしてうつ伏せになる構え方をとるので、他の姿勢と異なって重心を低く保てるので銃器のブレが少なく狙撃しやすいです。

それではいよいよ東京オリンピック(東京五輪)【射撃】注目の日本人選手をご紹介していきます!

2020年東京オリンピック【スケートボード】注目選手をご紹介!

【射撃】注目選手① 秋山輝吉選手

宮城県警に所属されている、秋山輝吉選手はピストル競技の種目で2016年リオオリンピックに出場され22位の成績(記録)を残しています。
警察学校入校時に、拳銃を初めて使用し構え方や射撃の実力が高評価だったとのこと。
期待の注目選手です。

【射撃】注目選手② 佐藤明子選手

警視庁に所属されている、佐藤明子選手はピストル競技の種目で2016年にリオオリンピックに出場し、2014年・2015年のエアピストルで全日本選手権を優勝しています。
現在は、警視庁で射撃の指導員を任されていて速射射撃が得意という事で、失敗しても気持ちをすぐに切り替える事ができるのでメンタルがとても強くオリンピックの大舞台でも堂々とプレーして頂けるでしょう。

【射撃】注目選手③ 石原奈央子選手

実家の古峯神社の神主をされている経歴がある、石原奈央子選手はクレー射撃の種目で2016年にリオオリンピックに出場されています。
父親の石原敬士さんが、かつて、メキシコオリンピック・モスクワ五輪のクレー射撃日本代表選手だった影響もあり、自然と射撃に興味を持ったそうで家族が射撃指導をしてくれている事により実力もどんどん上がっていきそうですね。

東京オリンピック【射撃】の気になる日程や場所をチェックしよう!

【射撃】の会場

■陸上自衛隊朝霞訓練場
1964年の東京オリンピックでもこちらの会場で同じく射撃が行われました。

■アクセス
〒178-0061 東京都練馬区大泉学園町九丁目4番
(東武東上線「朝霞駅」下車シャトルバス乗車
東武東上線、東京メトロ有楽町線・副都心線「和光市駅」下車シャトルバス乗車
都営大江戸線「光が丘駅」下車シャトルバス乗車)

【射撃】のスケジュール


<ライフル>
■2020年7月25日(土)〜2020年8月3日(月)

<クレー>
■2020年7月26日(日)〜2020年8月1日(日)

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まとめ

いかかでしたでしょうか。
まだまだ、射撃競技はマイナーですしあまり認知度がないと思いますが活躍されている日本人選手達の実力もどんどん上がって来ています!
ぜひ【射撃】をみんなで応援して盛り上げていきましょう!!